［上海（ロイター）］中国は今週、規模を縮小して年次輸入見本市を上海で開催する。これはパンデミック中に開催される珍しい個人トレードイベントです。世界的な不確実性の状況において、この国には経済的回復力を実証する機会もあります。
昨年、武漢市中心部で初めて感染症が発生して以来、中国は感染症を基本的に抑制しており、今年は中国が唯一の主要経済国となるだろう。
中国国際輸入博覧会（CIIE）は11月5日から10日まで開催されるが、米国大統領選挙直後に習近平国家主席がビデオリンクで開会式で演説する予定だ。
経済学教授で上海中国欧州国際ビジネススクール副学部長の朱天氏は、「これは中国が正常な状態に戻りつつあること、そして中国が依然として対外開放を続けていることを示している」と述べた。
展示会の焦点は外国製品の購入だが、批評家らは、これでは中国の輸出主導の貿易慣行の構造的問題は解決しないとしている。
米中貿易問題などで摩擦があるものの、今回の展示会にはフォード・モーターやナイキ NKE.N 、クアルコム QCON.O も参加している。直接参加しますが、一部は新型コロナウイルス感染症の影響です。
昨年、中国は3000社以上の企業を受け入れており、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は中国で711億3000万ドル相当の合意に達したと述べた。
コロナウイルスの影響で課された制限により、展示会は最大占有率の30％に制限されました。上海政府は、今年は約40万人が登録し、2019年には100万人近い訪問者があったと発表した。
参加者は核酸検査を受け、最初の2週間の体温検査記録を提出する必要がある。海外に旅行する人は誰でも14日間の隔離を受けなければなりません。
一部の幹部は延期を求められたと述べた。欧州商工会議所上海支部のカルロ・ダンドレア会長は、物流に関する詳細な情報の発表が会員の予想よりも遅れたため、海外からの客を呼び込みたい企業にとっては困難になっていると述べた。